（噂の）若冲展を鑑賞してみる。（5月13日分） 2016/05/17 (Tue) 18:44:01

色々な人から情報を得ていた若冲展。


とうとう（意を決して？）行って参りました。


連休明けのこの週は仕事が細々な感じ（まあ、いつものことですけども；）だったので、金曜日なら！と思って
前々日辺りに半休申請（わりとすぐとれたりするので 笑）。


いざ上野へ出陣！


平日だろうが行列は覚悟の上でした。

それでも金曜日は20時まで美術館が開館しているというものあり、少し油断していたのかもしれません。



上野公園に入った時点で土日かっ！

と、突っ込みたくなる人混み。

ほぼ若冲展の人だろうと思いつつ、東京都美術館に向かうと・・・。


「現在の待ち時間約160分」の文字。


2時間40分！？


ひょえええええ～。




並ぶ覚悟ではもちろんいましたが、1時間ちょいぐらいかと思っていたら全然甘かったという。


しかしここまで来て・・休みを取ってまで来たのに諦めきれない・・（これを俗に執念という）


スタッフの人達が言うには今並んでも後から並んでも待つことに変わりはなく、今日だけでなく毎日こんな感じで行列が出来ているとのこと。


ここは忍耐を強くするしかない！！


ということで並びました。ひたすら。

夢の国でもこんなに並んだことはあっただろうか。。



なんでもゴールデンなウィークよりも混んでいるらしいではないですか。


みなさま考えることが同じというのが明るみに出ましたね～。


幸いだったのは、整列場所がずっと 木陰だったことでしょうか。


この日はかなり日差しが強かったので、その中で2時間以上待てた気はしません。

上野公園の新緑を眺めながら＆そよ風を受けながらの待機だったのは運が良かった！？




しかし長いな～


1人だと余計長いですよね～


聞いてた音楽も途中で飽きてきます（笑）


隣に並んでいたやはり1人で来ていた女性は途中で居眠りしてました（笑）



美術館には2時間ちょいで入館。

しかし館内から企画展の入り口まで30分待ちました。


この館内の待ち時間が外待機の3倍きつかった・・・。

後から頭痛を勃発したのもこの30分がきっかけとしか思えない。




ようやく展示室に入れた頃には並び始めてから丁度2時間40分が経過してました。

美術館の正確さ、恐るべし！




まあ予想通りですが、やっと入れてもじっくりゆっくり近くで見ることなど到底できず、

ちょっと人がはけたすきにさっと近づくか後は遠くから全体を眺めるか・・・。


展示のガラスも指紋だらけ；；

拭く余裕もないんでしょうなあ；；



押し合いへしあいになるのは嫌なので、
じっくり近くでみたいところを堪えて全体の雰囲気だけしっかり叩き込みました（笑）




平日夕方でしたが高齢者がほとんどだった気がします。

NHKの力はまだまだすごいですね・・・。


自分の倍ぐらいの年齢の人達も同じように並んでいたかと思うと、自分はまだ甘いな・・・と思ったり；


しかしながら、若冲の作品はどれもこれも本当に素晴らしかった。。


代表的な作品の色使いはもちろんのこと、水墨画や人物画も細かい描写と筆の入れ方が垣間見れました。
待ちすぎただけあって絵の鑑賞も感慨ひとしお・・・。


人混みには萎えそうでしたが、これからも若冲の絵を積極的に観たいと思えるきっかけになった展覧会にもなりました＾＾