植田正治とジャック･アンリ･ラルティーグ －写真であそぶ－展 2014/01/30 (Thu) 23:34:18

スヌーピー展に続き、またまた職場で招待券をいただきましたので先日の土曜日に行ってまいりました。

植田正治とジャック･アンリ･ラルティーグ

－写真であそぶ－

今回もまた終了ぎりぎりでしたが・・・。

写真ならスヌーピーほどは混まないだろうとふんでおりましたら・・・

いやいやいや、かなりの大盛況！！！

スヌーピーほどでなくとも、写美であれだけ人が多いのは初めて見ました＾＾；

植田正治さんという写真家は生涯アマチュアの人だったようですが、かなり有名な方のようでもう会期終了ぎりぎりだったのもあってかミュージアムショップで売られている写真集は見事に売り切れでございました！

これだけ混んでいるなら期待できるか！？（なんせタダなので面白かったらラッキーなことこの上ないもので…）

結果、かなりの期待以上！！

タイトルの通り2人の写真家の生涯で撮影した写真を比べ並べるというものでございまして。

被写体は2人とも主に家族や友人で、近い時代に生きていた方たちですがそれぞれ撮り方のこだわりが違う！！！

主に植田さんがジャックさんの写真に憧れて刺激を受けていたようで、身近な人や身近な風景を題材にしていたらしい。

でもその題材に対して2人の撮り方は微妙に違う。

 

その違いも含めて今回の写真展のコンセプトになっていたようです。

個人的には特に植田さんの写真は身近な人と風景を撮っているのに、それが日常写真というより非日常写真になるようにあえて撮っているところが面白かったのでございます。

そしてこの時代（主に戦前～戦後あたり）でしかもアマチュアの方であれだけアートな写真を撮れていることにちょいと衝撃を受けまして。

ほとんどが白黒の作品ですが、少し手直しがされていたとしても色が今にもつきそうなぐらいの鮮明＆聡明な作品で見ごたえはすごかった！！！

そんな感じで結構魅入っておりましたので、時間が推してしまう。

（もっと早く行けばよかった・・・）

ちなみにもう1つ見てみたかった企画展があったので、時間を推させたのもありまして。

 

こちらは有料ですが安かったので（笑）

路上から世界を変えていく

日本の新進作家vol.12

こちらは打って変わって現代の写真家？の方々。

と、いっても20代～50代の幅広い写真家の方々の作品展。


名前の通り新進な独創的作品に圧倒されました；

正直純粋な写真というより創作写真でしたが、作品によっては見ていてとても面白いものでございます♪

しかし植田さんの作品集を先に見てしまったので、そこは少々物足りなさ感が；

今回は招待券な上に魅力的でとても良い写真展でございました＾＾