その時・・・ 2011/03/12 (Sat) 02:58:34

地下2階に居ました。

都内のとある場所にて単発バイトの休憩中でした。

ん？地震？

ぐらいにしか思わなかったのですが、あまりにも横揺れが続いておかしい・・・と思った頃には周りもおかしい・・・となり始め、直後に避難命令が出ました。

とはいえ、個人的にはあまり慌てておらず・・・。
せっかくの休憩中なのに・・・。という感覚でして。

いったん避難したものの落ち着いた時点で再度休憩をしていたら、また横揺れの続く地震が・・・。

船に乗っているようでした。

そんなわけで、再度強制的に避難になってしまい結局休憩がほとんどとれず・・・休憩が・・・ああ、休憩が。

・・・などという軽い感じで思っていた自分を少々反省でございます。

 

都心でも小さい余震が続き、結果的にバイトも途中で中止になり、早めにあがることになり・・・。
かなり大混乱をまねいていると聞いていたのですが、地下2階は全く携帯の電波入らず・・・（T_T）

バイトが終わっても、現場で待機できるとのことでしたが、携帯も繋がらない状態なので帰りたい私は外へ・・・。

しかし通勤時間帯に重なっていたその時間は当然電車が全滅となっており・・・。

すぐそばがJRの駅だったのですが、ものすごいことになっており・・・。

想像以上の大混乱を察知しました；；

JR駅下の広場に考えられない人だかり。
幅の広い道路がものすごい大名行列。
車が大渋滞でクラクションが鳴り響く。
数少ない公衆電話がどれも5人以上の列。
コンビニが人であふれる。
交番が人であふれる。
皆普通に信号無視。
地上なのに駅前は圏外表示。

上記のような光景を目の当たりにしました。。

個人的には北風吹きすさぶ中のJR付近で待つ気になれず、歩いていれば地下鉄沿線に辿りつくかと思いまして。

本当に辿り着けてひとまず安心、と。

とりあえず親に連絡、と。

とりあえずカロリーメイトで空腹をしのぐ、と。

自分の最寄路線に辿りつけたことも運が良かったのかもしれませんが、地下鉄の中でも比較的早めに動いてくれたため、2時間近く待ちましたが日付が変わる前に無事帰還いたしました。

多少、今日は帰れないかも・・・な覚悟をしてもいたので救われた感じでございます；

携帯の情報である程度の被害や混乱は分かっていましたが、帰ってテレビをつけてみていかにすごい地震だったかを改めて知りまして。

都心の北風などは震源地の東北の寒さに比べたらなんてことはないのに・・・。

本当に被害を被っているのは震源地周辺なのに、都心の大混乱は実際に起こると被災地に匹敵するぐらい状況確認がこんなにもすごいのか。。と。
津波警報が日本全国に広がっているのも驚きましたが、震源地が沖ということはそういうことなのですね。。

地震に対する感覚がまだまだあまいようでした。

というより、東京で生きてきてこのぐらいの規模の地震は生まれて初めてだと思います。。

家に居たらどう対応していたのか、自分・・・

昼間だったから良かったのか、夜中だったらもっと大変だったのか、なんとも・・・

帰宅困難で帰れない人が映っていると帰れる距離で恵まれているとつくづく思います。。。

せめて春だったら・・・せめて土日だったら・・・などこの有り得て有り得ない状況で色々考えてしまいます。。

状況の気になる友達が何人か居ますが、とりあえず無事だと思っております。。

で、今回で一番習得したことなんですが・・・

とにかくリアルタイムで通信機器がつながらないので、災害伝言ダイヤルや掲示板があってもリアルタイムに情報を通信できないのでは意味がないということを知りました。。

長々と状況を綴ってしまいましたが；ともあれ余震がどの地域もひどくならないことを切に願う次第です！！